IMG_2010  冷間から数分の走行で警告表示と共にATが3速固定になる症状が出るということで入庫のプジョー307SW。(もちろん温間の場合のケースもあります。今回のポイントは警告点灯とAT3速固定です。)

  今回取り上げたのはプジョーをはじめシトロエン、ルノーも同様の症状で入庫頂くことが多いので参考になればと思いご紹介・・とは言えご注意:ご紹介する内容が全ての症状に当てはまるとは限りません。他にも色々なケース、多様な原因がありますのでとにかく異変を感じたり警告点灯したら早急にご相談ください。

 ちなみにこのATは3社で共同開発したというATミッションで(構成部品を見てみると以前からのルノーATとそっくりなパーツが多く多分ルノー主導でなのでしょうね)プジョー/シトロエンではAL4と言い、ルノーではDP0と言いますが中身は同じです。

 フランスの英知を結集?したはずなのにご存知の方も多いと思いますが適度に不具合が出ます。ポイントを押さえて付き合えば決して弱いミッションではないのでこの記事見てフランス車のオートマ乗るのや〜めた・・みたいにはならないでくださいね(笑

IMG_2009 今回の原因はAT内部の油圧を制御しているソレノイドバルブ不良。(日本語的にいうと油圧制御電磁弁)ここがダメになると油圧制御が不安定になります。

 そうなるとATコンピュータは指令を出しても油圧制御し切れないからもうダメだぁという事になって警告表示と共にとにかく最低限の安全を確保する目的で汎用性の高い3速に固定してしまうんです。
  だから今回のようなケースだけに限らず電源が途絶えたりコンピューターが異変や制御不良を感知すると警告と共に3速固定なる構造になっています。

 今回お客様が早期の症状でご相談頂いたのでソレノイドバルブ交換で完治出来ました。放置していると単体部品の交換では済まなくなりATミッション丸々交換なんて事にもなりかねませんので繰り返しますが異変や警告表示された場合は早急にご相談ください。
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