また冠水ネタかよと思われてしまいそうですね。でもこれだけ注意喚起しても毎年のようにトラブル発生車両が出てしまいますのでお伝えしておきますね。今回はオートマミッショントラブル編です。

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 オートマのDレンジでエンジン回転上げても前進しない時がある(1速へつながらない)、その後大きなショックと共に発進する。または停車すると遅れて大きなショック(一速へシフトダウン)があるという事で入庫のプジョー206。

 ATの警告灯表示は点かず、テスター診断でもエラー入力無し。診断を進めると、どうも電子制御系ではなくメカニカル的な故障の可能性に限定されて来たところでピーンと頭に浮かぶ事が・・・まさかと思いお客様に早速TEL。
すると前日10cm近く冠水した道路を低速ではあったが走行したとのこと・・やっぱりでしたか(/_;)
年に1人はお客様に犠牲者が・・今回もなのか


IMG_4571 そこでまずはATフルードを抜いてみましたがハッキリ水侵入と言い切れる痕跡は発見出来ず。(もちろんこの時点で簡単に判別出来る場合は相当なダメージで全く前進出来ないほど症状が悪化していることが多いです)







IMG_4572 次に一番見極めがつき易いATオイルパンを剥がしてみると画像で判別頂けるかどうかですがATフルードが白く乳化していることがわかります。やはり水が浸入したことが判明。








kf23f08aa 水の侵入は僅かかも知れませんがオートマの内部には湿式(オイルに漬かる)多板クラッチがありこの間に水分が少しでも混入するとめっぽう弱いんです。クラッチはつながる際、高い摩擦熱を発生、油なら何でもない許容温度でも水分は簡単に沸騰なんて訳で。

 今回の修理方法はミッション内部の水分を排出する為、そしてクラッチプレートの間に潜んでいる水分までも排除する為ATフルードを排出交換し入念な試運転をすることを1セットとして3回繰り返しました。これで症状は改善しました。それでもクラッチプレートの奥に潜んだ水分は意外にしつこいので念の為3000km走行後、もう一度ATフルード交換する事をおすすめしました。

 今回はうまく改善しましたが水分侵入が大量だったり、そのまま放置する時間が長かったりするとATの生還率は下がってしまいます。もちろん冠水道路に立ち入らないことが一番、でもそうなってしまった場合は適切なご対応を。そして不安な場合は早急にご相談を。


kf22b30aa 今回の状況は冠水した道路に入って押し寄せた雨水をミッションが防波堤の様になり波が盛り上がってミッション上部へ到着、赤丸裏のエア抜きバルブから水が浸入した事が考えられます。
 皆さん、10cmくらいの冠水では考え難いと思いませんでしたか?・・私もそこまで行かないでしょ と思っていたのですが、こう何台も犠牲車が出るとあの震災の時感じた様に狭まったところへの波の到達力は凄いみたいなんです。

 AL4、AT6といったATを搭載するプジョー206、207、306、307、308、406、シトロエンC3、C4、C5、エグザンティアなどは特にご注意ください。もちろんその他のATミッションも油断はできません。
マニュアルミッション車両だって同様に水は侵入します。ご注意を。

 もちろんエンジンも同様です!ミッション以上に簡単に水侵入、そしてエンジン破損となりますのでゲリラ豪雨が多い昨今、絶対に冠水した道路には入らないでください。
 ご参考までに過去の事例:冠水した道路を走行しないでください!・・エンジントラブル編
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