ユーロファクトリー通信

........日々の現場作業、出来事、パーツ情報。それは常にメカニック目線で☆と行きたいとこですね。ただ作業並行の写真撮影は撮り損ね撮り忘れも多々あり肝心な箇所の写真が無かったりします....基本、毎日がドタバタです。文章力もビミョ〜だったりかと思いますが、お付き合い頂ければ幸いです <(_ _)> ...ユーロファクトリー店主浅見 2012.7.15〜

アルファロメオ

パラレルリンクロッドのブッシュ剥離・・アルファロメオ156JTS

IMG_2992 定期点検整備で入庫のアルファロメオ156JTS。









IMG_2990 点検していくと左リアのパラレルリンクロッドのブッシュが剥離、簡単に手でロッドが動いてしまいます。(もう外し始めちゃった画像で恐縮です・・)







IMG_2991 ロッドを外してみると見事に切れて剥離。ブッシュのみの供給は無いのでロッドごとの交換になってしまいます。
 
 ここがダメになるとアライメントの狂いからタイヤの片摩耗や直進性が悪くなったりします。
 コーナー走行中、負荷がかかると剥離した箇所からズレたり戻ったりの繰り返しでカタ・カタ・カタ・・と異音を発生させていた車両もありました。 

 傾向的に路肩近くで舗装状態が良くない事の多い左リアがダメになり易い様ですね。
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タイミングベルトの劣化とは・・・アルファロメオ147

IMG_3004 車検整備で入庫のアルファロメオ147TS。
 
 今回お客様のやも得ぬ諸事情でなかなか出来なかったタイミングベルト交換を走行距離7万kmで作業した訳ですが





IMG_3017ご覧の通り、凸山部分のヒビ割れと剥離。そして凹谷部分の表面ゴムが摩耗し内部の繊維が出て繊維破断まで起こしています・・事が起きていなかったのが半分奇跡です。

 ここまで来るとエンジンブレーキ一発でいつ大事件が起きてもおかしくありません。それで泣いた人いっぱい知ってます・・若かりし頃の浅見もです(-_-;)恐縮です


IMG_3019 よくタイミングベルトが切れるという言い方をしてしまいますが切れることは意外と少なくこの成型された凸山部分がスッ飛んでカムやクランクプーリーが空回りしてしまうことで俗に言うバルブクラッシュを起こしてしまう事が多いんです。

 そうなるとエンジンのオーバーホールが必要な大掛かりな作業になってしまいます。費用も高額になるからタイミングベルト交換は大切ですよぉ〜ってお話になっちゃう訳なんです。

 アルファロメオのツインスパーク系は5年または5万kmを目安に交換した方が安心です。何せ群馬の夏は温度と湿度が半端ない。ゴム系パーツへのダメージも相当です。
 それに加えタイミングベルトに関連する同テンショナー&アイドラー、バランスベルト&テンショナー、ウォータポンプなど多くのパーツが関わって来ますのでそのどれが海外製パーツの常とも言える「当たり外れの世界」で先に逝ってしまうかわかりませんので保険だと思って先手先手で交換して行くしかないのかも知れませんね。

 アルファロメオに限らずタイミングベルト交換時期は車種、使用環境、乗り方により異なりますのでご不安、ご不明な点がありましたら重要なところでもありますのでぜひご相談ください。
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スピーカーから音が出たり出なかったり・・アルファロメオ156SW

IMG_2878 エンジン不調、セレスピード不調で入庫中のアルファロメオ156SW。それらの原因追究は続行中〜またの機会に。
 それとは別に試運転中気付いた非常に多い症状なのでチョッとご紹介。

 156に限らずアルファロメオはドアスピーカーから時々音が出たり出なかったりする事があります。音が右に寄ったり左に寄ったりするような感覚にもなります。
IMG_2877 そんな時ほとんどの原因はドアのハーネスカプラーの接触不良。

 ドアとボディ間を結ぶそのハーネスは雨の流れ道になります。もちろん防水構造になっているはずなのですがその辺はイタリアンなので・・そういう事で(苦笑
 


IMG_2876 そんな時はカプラーピンの腐食を確認、問題なければ接点復活剤を注入して接触不良と腐食を防ぎます。(ピンに錆が発生していれば研磨します)

 少々オーバーに言っちゃいますが入庫車両の3台に1台はなってるんじゃないかなぁってほど多いんです。皆さんあまり気にしていらっしゃらないのか、気付いていらっしゃらないのか、お伝え頂くことも少ないのですが入庫時気が付けば「ついでにね」って感じで作業させて頂いています。。。

 入庫の際はお伝え頂ければその場で処置させて頂くことも可能ですのでお気軽にお申し出ください。
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オールペイント仕上がりました。。。アルファロメオ155TS

IMG_2874a アルファロメオ155TS16Vのオールペイント作業が完成しました♪

 アルファレッドの輝きとモール類の黒々感で16年経過の車両もビシッとシャキッと決まりました(夕方納車直前の撮影で伝わらなかったら恐縮です)。 
  いつも丁寧な作業をして頂いている鈑金屋さんには本当に感謝です。また次の全塗装作業のルノーキャトルが運ばれて行きました。

IMG_2873a やっぱヨレヨレの塗装を全塗装すると振れ幅MAX!って感じで 早速駆け付けて頂いたお客様も新車以上かも〜なんて喜びの声を頂き、先程納車となりました。

 今回はタイミングベルト関連をはじめ機関にも手を入れ内外共にリフレッシュという事でこれからのドライブ楽しみですね。


エンジン警告点灯と「GO TO DEALER」(事例アルファロメオ156JTS)

IMG_2856 定期点検で入庫のアルファロメオ156JTS。

 点検と合わせて今回はエンジン警告灯点灯とそれに関連してセンターディスプレイに「GO TO DEALER」表示が出たということで点検開始。特にエンジン不調は感じられません。

 エンジン警告点灯ということでエンジンマネージメントのテスター診断。

IMG_2870 触媒の「上流O2センサー1の信号」のエラー入力(左はテスタープリントアウト結果)。
 テスターのパラメーター値をモニターすると同センサーがほとんど変動していない。

 もう一つある下流O2センサー信号で応急的な制御をしてカバーしてしまう為エンジン不調にまで至ってませんが高価な触媒にダメージを与える可能性が大いにあるので放って置く訳には行きません。

IMG_2858 放置すると、ただでさえ安定しないJTSのアイドリングの不整脈に拍車が掛かってしまう恐れもありますのでここはO2センサー交換と行きましょ。

  JTSは触媒の前後で計4個ものO2センサーを使って排ガスの制御をしています。以前もお伝えしたJTS特有の諸事情もあり、酷使されたO2センサーが音を上げてしまう症例が多々ありますね。
(ただ今、もう一台JTSが入庫中〜そちらは下流O2センサーが逝ってました・・)

参考まで(^。^)b : O2センサ = 酸素センサ = ラムダセンサ
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危うくオーバーヒート(事例、恥ずかしながら私のフィアットパンダ)

IMG_2811 今日は定休の月曜日。

 月末ということもあり銀行や役所行ったりと普段なかなか出来ない外回りのお仕事を定休日なのでマイペースでこなします。。昼も外食しちゃったりして。。。と呑気にしていると・・




IMG_2817 走行中ふと気付くと水温計がいつもより高い・・(そんな時はメカニック浅見も少々焦りますので写真なんか撮れません(^_^;) 黄色線のこんな感じだったでしょうか)

クーリングファンが回ってる様子がない・・ だけどもう一軒、銀行行かなきゃ、もうすぐ3時!ということでヒーター全開、窓全開(;^_^;;)・・水温は一目盛り下がりお仕事の任務続行!

IMG_2813 無事任務遂行し本格的に点検。
 判ったのは単なるクーリングファンのフューズ切れ。








IMG_2816 ところがフューズは過電流で切れるという常識を打ち破る!と言うほどのお話でも無いのですが今回は経年劣化による素材自身の金属劣化とエンジン振動でフューズが破断するという結果に。
 触ると金属なのになんだかスカスカな印象。水分の無くなったリンゴの様な感覚です。これもイタリアンマジックってとこなんでしょうね(>_<) 10年以上経った車両に時々見られる症例です。


IMG_2812 見極めとしては過電流で切れた時は溶けた形跡ですぐわかります。今回の様なケースは一本線が入っただけで一見切れているのかいないのかわからない位なんです。
 最近は見なくなった旧タイプの板ヒューズで当時フィアットパンダやクーペフィアット、アルファロメオ155や164あたりに採用されてました。
あれから15年は経ちましたのでその辺のオーナー様は要注意かも知れません。ユーロファクトリー 評判 群馬 埼玉 栃木 長野 新潟 車検 修理 メンテナンス ラテン車 イタリア車 フランス車 専門 整備工場 ディーラー 故障 不具合 テスター診断 フィアット ランチア アバルト アルファロメオ マセラティ ルノー プジョー シトロエン

エンジンが5000rpm以上吹けない(事例アルファロメオ156V6)

IMG_1362 エンジン回転が5000rpm以上吹けないということで入庫のアルファロメオ156V6。

 診断をしてみるとエアフロセンサー不良。

 一時期多発し交換が一周した感もあり最近は確かに少なくなリました。156の生存数も減っちゃったからって話もありますが・・。久々にそれも続けて2台発生だったのでご紹介。

IMG_2723 エアフロセンサー自体はツインスパークもV6も実は同じモノ。 たけど現れる症状の傾向が違うんです。

 V6は高回転で吹けない。リミッターが掛かったようになる場合もある。
 TS(ツインスパーク)は低回転で吹けない、もたつく、特に冷間時酷い。

 ただ中古車で買われた方にありがちなのですが症状が酷くないとアルファロメオってこういうフィーリングなんだと思い込んでいらっしゃる場合がとにかく多いんです。少々不振感があっても全体的な経年劣化で仕方ないと思ってらっしゃる。
 指摘して交換して頂くと「レッドゾーンまで回るもんなんですね。」とか「暖気せずに発進しても大丈夫なんですね。」なんで驚きの反響が必ずと言っていいほど帰って来ます・・逆にその反応にこちらが驚いちゃいます。正常(本来)に戻しただけなもので(^^ゞ

 冗談半分で156の場合ヘタな添加剤やチューニングパーツやってみるよりエアフロ交換してみた方が確実に・・なんて話もしちゃうほど・・(とはいえエアフロ交換でエンジン不調が何でも解決するとは思わないでくださいね。もちろん不安がある場合は気軽にご相談くださいませ。)ユーロファクトリー 評判 群馬 埼玉 栃木 長野 新潟 車検 修理 メンテナンス ラテン車 イタリア車 フランス車 専門 整備工場 ディーラー 故障 不具合 テスター診断 フィアット ランチア アバルト アルファロメオ マセラティ ルノー プジョー シトロエン

勝手にNになってしまいその後ギア入らず(事例アルファロメオ156セレスピード)

わぁー、気付くと1週間以上更新してなぃ〜(*_*;
IMG_2248
 走行中ミッションがN(ニュートラル)になってしまいその後シフトレバー操作しても1速にもR(リバース)にも入らない、時たま復活しても数回のシフトでまた症状再発という事でレッカー搬入されたアルファロメオ156SWセレスピード。

 テスター診断でセレスピードのハイドロリックユニットの油圧を計測しながらシフトしていくと圧力の落ちは早いし既定圧力まで戻るのも遅い。ポンプの音も弱々しぃ・・
IMG_2250 
 ということでまずはポンプの交換。
 これで油圧は安定して作動する吐出圧力に戻りシフトチェンジも正常に。






IMG_2272a そしてポンプがダメになるという事はポンプリレーも酷使されているに違いないと予測し分解して確認・・案の定リレー接点がイイ感じで焼けてます(黄色円内)。本来は表面メッキ処理されていてツヤ有りなんです。接触不良を起こしかねないので同時交換。
 多分今回全くシフト出来なくなった時はこちらが関係していたかも知れませんね。あくまで推測です。



IMG_2263 あと10万kmを超えた車両ということもあり油圧保持能力も大部落ちていましたので即交換という劣化ではなかったのですがお客様とご相談の上、ハイドロリックユニットのアキュムレーターも交換させて頂きました。
 詳しくは以前の記事へどうぞ。≫アキュムレータ交換記事ユーロファクトリー 評判 群馬 埼玉 栃木 長野 新潟 車検 修理 メンテナンス ラテン車 イタリア車 フランス車 専門 整備工場 ディーラー 故障 不具合 テスター診断 フィアット ランチア アバルト アルファロメオ マセラティ ルノー プジョー シトロエン

クラッチ踏むと異音・・クラッチキット交換(事例アルファロメオ155フォーミュラ)

IMG_2106 クラッチ踏むとジャージャー、酷い時はギャギャギャギャーという音まで出るようになったということで入庫のアルファロメオ155TSフォーミュラです。

 フォーミュラって?と思った方、私も名車なのか?珍車なのか??いや、あと20年くらいしたら名車扱いされるのか???ではありますがこんなサイトがありましたのでご参考までに "Formula"って何?


IMG_2104音の感覚からしてクラッチレリーズベアリングから発生と推測出来たのでミッション降ろし。クラッチ分解。

 外されたレリーズベアリングを指で回すとゴリゴリして引っ掛かり、完全に内部のグリス切れでベアリングと壁面がガタガタに変形していると思われます。写真に写る3点セットでの交換となりました。

 まぁ20年以上よくもってくれたということを良しとしてあげないとフォーミュラ君が可哀想ですね。(日本車だって20年も経てばこんなことザラですので・・)ユーロファクトリー 評判 群馬 埼玉 栃木 長野 新潟 車検 修理 メンテナンス ラテン車 イタリア車 フランス車 専門 整備工場 ディーラー 故障 不具合 テスター診断 フィアット ランチア アバルト アルファロメオ マセラティ ルノー プジョー シトロエン

セレスピードのクラッチ交換(事例アルファロメオGT‐JTS)

IMG_2093ギアが入らないということでレッカー入庫のアルファロメオGTセレスピード。ちなみにセレスピードシステム異常を知らせる警告灯は点灯無し。

 セレスピードシステムのコンピュータテスター診断を行うとやはりエラー入力は無し。
 ただテスター上の各パラメーター値を観察するとクラッチストローク量が基準値から大きく外れてました。
 少々の基準値外であればストローク調整してテスターでキャリブレーション(校正)して学習すれば正常に戻る場合も多いのですが今回はやはり基準値から大きく外れていたので治らず・・
IMG_2096ということはクラッチ摩耗、またはその周辺に問題ありと断定・・早速ミッション降ろし。

ミッション上のゴチャッゴチャした塊がセレスピードのハイドロリックユニット。あまりご覧頂ける機会も無いのでご紹介。




IMG_2092 外したクラッチダイヤフラムスプリング。
この強いスプリンク゛でクラッチ板を押さえてる訳なんです。

右:現車
左:新品




IMG_2090 ダイヤフラムのベアリングとのスプリング当り面の摩耗が少々激しかったです。







 
IMG_2170 クラッチ板は使用限界の8〜9割減ったと言ったところ。セレはクラッチ板の完全な使用限界の手前で交換時期を迎えますので順当な交換時期。
 セレスピードは構造上半クラッチを多用して変速ショックを和らげようとしますのでMT車に比べクラッチ板の減りが早いですね。走行距離9万劼砲靴峠蕕瓩討離ラッチ交換。 セレスピードのクラッチとしては良くもった方だと思います。負担の少ない運転だったんでしょうね。。。
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